突然ふりだした雨に あせる街の中 ちいさな公園のすみっこに あの子が立っていた ぼくは 濡れもしないあの子を つよく抱きしめて また、かなしくなった
穴のあいた風船みたい ぷすっと刺すと そこからいっきに広がって 中につまっていた空気は まるで幻だったかのように 知らないふりして 消えていく
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